【お客様事例】株式会社ソラコム様
今後、Deelをご利用いただいているお客様をブログでご紹介していきたいと思います。最初にご紹介するお客様は株式会社ソラコム様(以下ソラコム)です!
“Deelのプラットフォームを利用することで、自社の海外拠点がない国でも、優秀な人材を雇用・管理し、グローバルなリモートチームを迅速に構築することが可能になりました。ソラコムの海外展開のパートナーとして、Deelはもはや欠かせない存在となっています”
ソラコムのご紹介
会社名:株式会社ソラコム
ウェブサイト:https://soracom.com/
事業概要:IoTプラットフォームの提供
ビジョン:世界中のヒトとモノを繋げ、共鳴する社会へ
ソラコムは2015年に日本で創業したテクノロジースタートアップで、IoTプラットフォームSORACOMを提供しています。創業まもなく海外展開を開始し、現在はアメリカ、イギリスに拠点をもち、グローバルプラットフォームを目指して活動しています。
ソラコムは1枚のSIMで世界中の140以上の国と地域で利用できるコネクティビティとクラウドサービスを提供しています。総契約回線数は300万回線を超え、世界中で2万を超えるお客さまがSORACOMを使ってイノベーションを起こしています。
SORACOMはさまざまな業界、さまざまなプロダクトで採用されており、例えばソースネクストのAI通訳機「ポケトーク」はSORACOMのグローバル通信を採用し、お客さまは電源を入れればすぐに通訳機を使ったコミュニケーションをはじめることができます。
今回はソラコムのHead of Global HRの玉川 拓様にお話をお伺いしました。
玉川様は、アメリカでシステム開発、プロジェクトマネージャを経て、2016年にソラコムに参画し、アメリカ現地法人立ち上げに携わった後、イギリス現地法人立ち上げ及びヨーロッパのビジネス拡大を推進されています。2022年現在、Head of Global HRとしてグローバル組織の成長拡大に向け、Deelのサポートを得て、トップタレントを世界中から採用されています。
Deelをご利用いただく前の課題と、その課題がDeelのサービスをご利用いただくことでどのように解決しましたか?
ソラコムでは創業当初より、日本発のIoTグローバルプラットフォームを目指しています。すでに、SORACOMのIoTコネクティビティは世界140ヶ国以上で
ご利用いただくことが可能で、グローバルユーザーにSORACOMを知っていただき、ご活用いただくため、組織を強化し、優れたタレントをグローバルに採用していく必要があります。
しかしながら、弊社の拠点のない国での人材の採用は、実際には各国のレギュレーションやコンプライアンスへの理解と対応、そしてペイロールやベネフィットの実装と運用を行う必要があり、対応国が増えるほどリスクや運用コストが上がり、これまでは現実的ではありませんでした。
これらの課題は、現在では(Global PEO Technology Platformである)Deelのサービスを通して解決されています。グローバルの採用においてDeelのサービスを使う事で、我々は優れたタレントをロケーションに縛られず、採用を行う事が出来るようになりました。
なぜDeelを選ばれたのかと、Deelのサービスをご利用いただいた感想を率直に教えていただけますか?
業界は違いますが、Deelはソラコムと似ていると感じています。それぞれが新しいテクノロジースタートアップでありグローバルプラットフォームであること、そしてソラコムがテクノロジーイノベーションによってこれからの社会に必要となるIoTの利用のハードルを下げ、アイディアがある人なら誰もが使えるようサポートしているように、Deelのサービスもグローバル人材採用を成長戦略として考えている会社を後押ししてくれます。
Deelのサービスを実際に利用してみて、そのインターフェイスやプロセスが非常にシンプルで統一されていることに驚きました。この数か月でヨーロッパ各国、ドイツ、フランス、スウェーデン、アイルランドにてDeelを通じてフルタイム人材の採用を行いましたが、各国毎の煩雑な処理はDeel側で吸収され、我々はWeb上のシンプルなインターフェイスで簡単にほぼすべての処理が完結するようになり、大変助かっています。
Deelのサービスを導入することで、ダイバーシティに富んだ組織を作ることができるようになったかと思いますが、この意義について教えてください。
ダイバーシティ(=多様性)とは、多様な価値観や発想を取り入れることで、企業の成長、生産性の向上、そして各人の幸せを、同時に目指す考え方です。
グローバルな組織においてダイバーシティはもはや大前提であり、その前提の上で、各マーケットにおける成長戦略や人事戦略を考える必要があります。
ソラコムの今後のビジネスの展開について、アフターコロナにおいてもリモートワークを続けていかれるのか、グローバルなリモート組織の運営についてのメリットとチャレンジについて教えてください。
ソラコムは今後もIoTグローバルプラットフォームとして成長していきます。コロナ前から元々リモートワークに対して積極的でしたが、この2年間を通してこの方針はより明確となり、現在ソラコムではすべてのロールにおいてリモートワークでの採用も行っています。
グローバルなリモート組織の運営についてのメリットとチャレンジについて、メリットとしては世界中の優れたタレントとともにビジネスを推進できること、一方、チャレンジとしてはリージョナルチーム間の時差によるコミュニケーションの問題があります。
例えば、我々の主な拠点である、日本、イギリス、アメリカとの間には、それぞれ8時間以上の時差があり、3つの地域をまたぐようなビデオ会議を定期的に行う事は出来ません。現在は2拠点ずつ同期する方法などを試していますが、そもそもの時差によるコミュニケーションの影響を最小限にするため、Slack等を使ったオンラインコミュニケーションを軸にした、非同期なコミュニケーションをグローバルチーム内で推奨しています。
今後もDeelがビジネスパートナーの一社としてソラコム様をサポートさせていただけることを楽しみにしています。
玉川様、どうもありがとうございました!
自社の現地法人がなくても海外の優秀な人材を雇用できるDeelのソリューションにご関心のある方はお気軽にこちらからお問い合わせください。